

アウトリーチ活動の一環として、エキスパート放送通訳である鶴田先生とともに、現場を支えるエンジニアの視点から、通訳業界におけるAIの現状と今後について、東京女子大学の講義に参加して参りました。
講義では、通訳の本質や、AIが進展する時代における通訳者の役割、そして人にしか担えない価値について、将来通訳者を目指している学生の皆さんが、通訳現場に近い雰囲気のなかで、実際に体験しながら学びました。
私自身、通訳機材の提供という立場から、こうした機材が時代を左右する通訳を支えている、という自負を持って仕事に携わっています。
今回の講義を通して、将来目指している通訳という仕事が「AIにとって代わられるのではないか?」という学生の皆さんの不安に触れ、そうした懸念が少しでも払拭されるよう、今後も現場に近い視点から関わっていきたいと、気持ちを新たにする良い機会となりました。
このような機会を与えていただき、感謝いたします。
